2012年夏のファッションを探るために

1年先の2012年夏、日本ではどんなファッションが流行るのでしょうか。
誰かかいつまんで教えて下さればよいのですが
2012S/Sコレクションを見るまえに方向性を決めるなんて、もはや占いの域です。
私には、予知能力なければタロットも水晶玉もないわけなので
ここ3年のファッションをさかのぼって雑におさらいしてみました。


2008年
海外でしか買えなかった日本人憧れのH&Mが日本上陸。
ファストファッション大流行。
今まで海外スナップでしか観られなかった、ジャストウエストシルエットが氾濫。
一気にワールドワイドムードに。
ながく続いていた日本独自の鎖国ファッションに幕がおり
それまで長い間雑誌界でお手本ファッションを引率していた「読モ」にも陰りが見え始める。


2009年 summer
3月にLAのセレブ御用達セレクトショップkitsonが日本正式上陸。
同時に、セレブ情報誌も創刊されるなどなにかとセレブネタが取り上げられる。
テレビドラマシリーズ「the Hills」が日本でも浸透し
主演のローレン・コンラッドやホイットニー・ポートの
私服も注目される。
ここで、ローレンが付けていたエスニックヘッドアクセも流行る。
ニコール・リッチーも自身のアクセサリーブランドを展開させるなどエスニックアクセが盛り上がる。
ロングワンピにニコールみたいなヘッドアクセつけるの、流行ってましたよね。


2010年  summer

セレブブームにも変化。
海外で人気が出たのはマイリー・サイラスなどのティーン世代。
日本人には受け入れがたかったのか、これで一気にセレブブームは収束へ向かう。
ティーンの憧れはより身近なアイコン、西野カナへと変わり、花柄+カンカン帽が流行。
大人世代は2009年秋よりカジュアル脱皮。エレガントムードへ。
この頃道端ジェシカとジェイソン・バトンの恋愛が取り沙汰され、そのプライベートファッションに注目が集まる。モナコにもなじむ「品」がテーマに浮上。
上品なフェミカジを提案する光文社「CLASSY」のカバーガールに、”モデルカジュアルファッション”が十八番だったジェシカが登用される年でもあった。
夏ー秋には、2008年から続くファストファッションもひと休み、
安いだけのものを求めるより、本当に良くて自分だけのものを求める時代へ。
ヴィンテージや、ベージュ、タイトスカート

2011年  summer
自分だけのファッションを追求していった結果、パーソナルな魅力を発信していたブロガーに注目が集まる。
しかし、日本では「ブロガーファッション」などと、トレンドのひとつにカテゴライズされ
流行にとらわれないファッションを楽しむのでなく、ブロガー風のファッションがトレンドに。
一方、ここ1年程上品ファッションを引率していたフィービーによる「セリーヌのベージュ」の呪いもようやく解け、カラーが戻って来た。
全体的なシルエットは、ゆるく大人なリラックスムード。


と、なんとなく最後のほうだけコレクションの影響をいれてみたり
かなりムラがある追跡となりました。
しかしどうやら前年の秋シーズンにヒントが隠されているようですね。

みなさんは、どんなファッション歴をお持ちですか?
なつかしくなり、その時私はどんなだったかしら★と
過去の自分の写真をみたりもしましたが
特にトレンドに身を包んでおらず、ブログにアップできるような写真はありませんでした。


なのになーんでこんなのに振り回されてるのかな。
女子に生まれて来たばっかりに、と自分を不憫にさえ思いはじめました。

が、来年のことはやはり気になるので、春夏メンズコレクションのサイトでも
覗きに行ってきます。


細かいアイテム、スタイルについてはこちら
http://the-flow-state.blogspot.com/2011/08/2012.html

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特別な向上心を持たずぬくぬく育った33才。持っている資格は使い道のわからない学芸員資格のみ。 PRとしてアパレルを転々としたのち、現在は家族の経営するアクセサリーブランドのPRに従事。休日は主婦修行中。

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