勉強は想像力だ



この業界で、もっと仕事がしやすくなるようにと
6月から3ヶ月間、アパレル繊維素材の通信教育を始めてみることにしました。
全レポートを提出してある程度の成績だったら会社が費用の2/3を負担してくれる、っていう
自己啓蒙教育&社員が成長してくれる、会社にとってもおいしい福利厚生です。

当時会社から配布されたパンフレットには
「接客、企画に役立つ やさしい繊維素材講座」とあり、私の仕事欲をかなり刺激しました。
これにくわしくなったら、デザイナーとも同じ目線で語り合える!
商品の提案なんかできちゃったりして!なーんて博学で素敵なビジネスウーマン像を抱いていたのですが
教材が届いてみると


、、、


繊維素材の教材なのに、実際の素材見本がない!


確信犯的編集者は、二色刷の教材に写真を載せても素材感は伝わらないってことを知ってか、
素材写真の掲載はなし。
柄、織もののページにはかろうじてモノクロプリントのものが載っていました。
まさかのノーフォト、2Dです。
聞いたことのないカタカナ名の糸と、簡単な形容詞(柔らかい、とか、風合いがよい、など)
をたよりにイメージで素材を紡ぎ上げる作業はまさに綱渡り状態。

こんなのに2万円払うのだったらもっと別の方法があるんじゃないか、など邪心も出てきて
せっかくの勉強もはかどりません。

そんな通信教育もそろそろ第一回目のテスト締め切り日。
この状態があと2ヶ月も続くと思うと気が狂いそうです。
誰かが「教材を手に生地屋を見て回れ」と一言いってくれたら
この疑心暗鬼もいくらか楽になりそうなのですが。










*ジャガード織物の紹介。こちらの目も点になります。

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PROFILE

特別な向上心を持たずぬくぬく育った33才。持っている資格は使い道のわからない学芸員資格のみ。 PRとしてアパレルを転々としたのち、現在は家族の経営するアクセサリーブランドのPRに従事。休日は主婦修行中。

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